睡眠の効果

睡眠不足は、免疫低下や体調不良など病気を引き起こしやすくなります。さらに、肉体的な影響だけでなく、精神的にも非常に影響を及ぼします。例えば、帯状疱疹、うつ、記憶力の低下、集中力の低下、なども睡眠不足による影響は少なくはありません。

睡眠は生命維持に必要

かつてネズミの実験では、睡眠を完全に遮断された場合と、食物を与えなかった場合、睡眠を遮断されたネズミは1~2週間しか生きられなく、食物を与えなかった場合よりも短かったという結果が出ています。

これは人の場合でも、断眠を続けると思考能力が落ち、妄想や幻覚が出てきて、もし、相当期間、強制的に眠らない状態にされると恐らく死んでしまうと言われています。実際、現実でも睡眠時間を削り働き、過労で倒れる、あるいは最悪の場合死にいたる例も非常に多いです。

心・体への影響

統計的に、睡眠時間が(7時間台)の人が、もっともうつ病になりにくいとされています。(*ただし、うつ病は、睡眠時間以外の外部要因、パワハラ、セクハラなどにも大きく左右されます)睡眠時間が短い人の多くは、血中の食欲を抑えるレプチンが少なく、食欲を増進させるグレリンが多い傾向にあり、その結果、過食を起こし肥満になるリスクが高くなるとされています。

子供の場合は大人より睡眠を長くとる事が必要で、睡眠不足は、身体能力、学業成績に多大な影響を及ぼします。(脳は睡眠中に、昼間体感、学習した情報から余計な情報を省いて効率よく整理し、長期的な感覚や記憶として処理されます)なので、大量に学んだ事を脳内で処理させるためにも睡眠が非常に重要で必要と言う事になります。

またよく言われる「寝貯め」「まとめ寝」も一時的な寝不足は解消されても、睡眠の質が下がったり、睡眠バランスや体のリズムを崩すためよくないとされています。

健康的な睡眠時間

人それぞれ必要な睡眠時間と言うのは多少の個人差はありますが、主に7~8時間が適切だとされています。一説によると、カリフォルニア大学サンディエゴ校のDaniel KripkeらのSleep medicine掲載論文や名古屋大学医学部大学院玉腰暁子の研究によれば、睡眠時間が7時間の場合に平均余命が最も長くなり、死亡リスクも軽減するとされています。

睡眠を促す

就寝の1~2時間前には、部屋の照明を消し暗くします。そうすることにより、メラトニンの分泌(暗闇が目から脳に認識されるとメラトニンが分泌され、作用は睡眠サイクルなどの調節する働きをします。)を促し、睡眠に働きかけます。

睡眠時は、体を休ませるために体温が下がり代謝を抑えます。つまり、寝ている時は、起きている時よりも体温が低いと言う事です。なので、その作用を利用し、就寝の数時間前に運動や入浴などで体温を上げておけば、眠りに就くとき普段よりも体温変化が大きく(急激な低下)になるので、眠りに入りやくなります。

ストレスやその他の原因で、なかなか寝付けない場合、病院で不眠治療など必要な場合がありますが、眠りにつきやすくすると言うことであれば、下記の薬を参考下さい。

*用法、用量には注意が必要ですので、不安な方は医師の指示に従って下さい

不安神経症、パニック障害、不眠症に有効
エチラーム(デパスジェネリック)

睡眠促進に有効
メラトニン3mg 1箱(合計60カプセル)